研究課題/領域番号 |
19320076
|
研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
太田 亨 金沢大学, 留学生センター, 准教授 (40303317)
|
研究分担者 |
古城 紀雄 大阪大学, 留学生センター, 教授 (50029188)
村岡 貴子 大阪大学, 留学生センター, 教授 (30243744)
菊池 和徳 大阪大学, 大学院・理学研究科, 講師 (40252572)
門倉 正美 横浜国立大学, 留学生センター, 教授 (80127753)
安 龍洙 茨城大学, 留学生センター, 准教授 (80361286)
|
キーワード | 日韓プログラム / 通年予備教育 / 日韓連携カリキュラム / 日本語教育 / 専門教科教育 / 大学入学前予備教育 / 専門日本語教育 / アカデミック・ジャパニーズ |
研究概要 |
1.韓国で予備教育を受ける日韓プログラム学生の学習全般をあぐる問題点を洗い出す (1)海外共同研究者と協力して韓国側予備教育で使用されている日本語・数学・物理・化学の教科書を収集して内容を検討するとともに、韓国側の日本語・日本語教育論文リストを入手して、次年度へ向けて収拾すべき韓国における日本語及び日本語教育関係の基本的文献を選定した。 (2)日本語習得上の問題点を分析するため、日韓対照研究に基づく先行研究の成果から予測される、日本語学習上の問題点を洗い出すためのアンケートを作成し、韓国で予備教育を受けている日韓プログラム第9期生にアンケートを実施して、その結果を集計・分析した。 (3)専門科目(数学・物理・化学)教育における日韓の相違点を把握するため、日本語教育の場合と同様にアンケートを作成し、日韓プログラム第9期生にアンケートを実施して、基本的なデータを集計した。 2.日韓双方の予備教育連携のための基本方針を決める (4)海外共同研究者に協力を求め、これまでの韓国側予備教育の指導に関する資料(教材、テスト、学習記録等)を入手し、日本の予備教育機関が有効に活用するための方策を検討した。 (5)「アカデミック・ジャパニーズ」、 「専門日本語教育」、専門教育における記述式問題への対応の観点から、日韓プログラム日本語予備教育における日韓予備教育連携のためのシラバス作りに関する提言-「思考を論理的に組み立てるカ」と「日本語による表現力」の育成-を打ち出した。
|