研究課題/領域番号 |
19320081
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
佐野 洋 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (30282776)
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研究分担者 |
芝野 耕司 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (50216024)
在間 進 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (30117709)
馬場 彰 東京外国語大学, 外国語学部, 教授 (90033406)
藤村 知子 東京外国語大学, 留学生日本語教育センター, 准教授 (20229040)
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キーワード | 日本語コーパス / e-Learning教材 / 英語コーパス / コーパス検索エンジン / 語学教育e-Learning教材 |
研究概要 |
本年度(2007年度)、日本語コーパスの整理を実施した。教科書コーパスの日本語用例文を収集、整理した。日本で販売されている1400冊の教科書の内、指導書等の電子データのある教科書を対象にコーパス収集を実施した。また、日本語述部の定形/非定形表現の基礎的な種類の特定を行い、自動分析するために形態素解析結果から、基礎的な定形/非定形表現を生成するプログラム等を開発した。 英語用例のコーパス化と用例サイトの作成を行った。冠詞や仮定法などと共に句動詞(動詞+前置詞/副詞)は、日本人学習者にとって学習(理解と習得)が難しい文法項目であることが指摘されている。困難さの学習パラメータとして、句動詞を構成する不変化詞(前置詞/副詞)に、動的な意味があること、及び視覚的なイメージを想起させる機能があることを前提に、句動詞用例サイトを試作した。グループ化された前置詞/副詞が持つ機能的なカテゴリに着目し、そのカテゴリの認知的な解釈イメージを視覚的に示すことで、句動詞の意味理解を促進し、学習効果を高める英語教材提供のためのウェブサイトである。機能的なカテゴリは、動作を示す時空間イメージや、因果関係、状態変化などのイメージからなる。動詞の語彙的な意味、前置詞/副詞の意味に加えて、グループ化された前置詞/副詞が持つ機能的なカテゴリの3つの視点を意識させる学習用例は、学習効果の改善をもたらすと考えられる。2008年度は評価を実施する予定である。
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