研究課題/領域番号 |
19320086
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
神保 尚武 早稲田大学, 商学学術院, 教授 (60063781)
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研究分担者 |
石田 雅近 清泉女子大学, 文学部, 教授 (70146942)
久村 研 田園調布学園大学, 人間福祉学部, 教授 (30300007)
酒井 志延 千葉商科大学, 商経学部, 教授 (30289780)
エルウッド ケイト 早稲田大学, 商学学術院, 准教授 (80320852)
高木 亜希子 大阪教育大学, 教育学部, 准教授 (50343629)
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キーワード | 教員免許更新制度の効果的運用 / 教員の基準の明確化 / 体系的な教員養成と研修 / 教員の質的水準の確保 / 教育予算の拡大 |
研究概要 |
教員の資質能力基準、養成・研修プログラム、評価システム、免許制度の基本的枠組み等に関して、統合的な研究を開始した。本年産は以下のような国内研究調査と海外研究調査を行った。 (1)国内調査 1)教員免許更新制と教員教育について 2)英語教員の資質能力について 質問紙発送総数は9458通、回答数は2897通(回収率30.6%)であった。 (2)海外調査 1)アメリカ合衆国の教員免許制に関する文献や報告書の研究および訪問調査 2)カナダとイギリスにおける先進的な教員養成・研修・評価システムに関する文献や報告書の研究および訪問調査'結論として、以下の提言をまとめた。 1.現職教員の意見を十分に反映した教員免許更新制度の運用をすべきである。 2.教員に求められる基準の明確化をはかるべきである。 3.体系的な教員養成、新任教員研修、現職教員養成システムの構築をすべきである。 4.教員評価・研修のための独立機関の設置が必要である。 5.大学および教育機関の連携協力を促進すべきである。 6.教員の質的水準の確保、研修制度の充実等のために教育予算の拡大が必要である。
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