近世の日蘭関係について史料編纂所が蓄積してきたオランダ語を中心とした史料と情報に基づき、(1)史料間の相互連関に注目しつつ、史料群の構造把握と内容把握を高度化すること、(2)データベースの開発などツールとしての目録情報を充実させ、広く国内外に公開していくこと、によりオランダ語史料の史料学的研究を進め、研究の基盤強化に寄与することを目的とし、(1)外国語史料を対象とする目録データベースの開発、(2)十七-十八世紀、オランダ東インド会社時代の諸形態の文書の検討、(3)十九世紀、オランダ東インド会社解散以降の文書の検討、(4)周辺史料の調査・蒐集、をおこなう。
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