研究課題/領域番号 |
19320097
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
内田 九州男 愛媛大学, 法文学部, 教授 (10158777)
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研究分担者 |
竹川 郁雄 愛媛大学, 法文学部, 教授 (60236445)
寺内 浩 愛媛大学, 法文学部, 教授 (40202189)
山川 廣司 愛媛大学, 法文学部, 教授 (30113682)
加藤 好文 愛媛大学, 法文学部, 教授 (70136779)
川岡 勉 愛媛大学, 教育学部, 教授 (90186057)
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キーワード | 巡礼 / 四国遍路 / 札所 / 聖地 / 八十八ヶ所 |
研究概要 |
▼1国内外でフィールド調査を実施し、資(史)料収集に努めた。(1)国内では(i)四国遍路88カ所のうち、愛媛県・他の30か寺を調査し、境内での鎮守社の有無あるいはそれにまつわる資料を得た。(2)海外では、モロッコ・スペイン、東部ジャワ、中国の各地の巡礼・聖地関係の現地調査・文献調査を実施した。▼2昨年に続き、巡礼関係の論文・調査報告書・著書等約300件を追加入力しデータベースの充実に努めた。▼3合宿研究会の実施。夏休みに愛媛の札所寺院(岩屋寺)とその近くの国民宿舎で合宿研究会を開き、研究方法をはじめ種々意見交換・討論を行い、あわせて岩屋寺の奥の院(行場)の踏査体験なども行った。▼4 11月1・2日愛媛大学でのシンポジウム・研究集会「第1回四国地域史研究大会-四国遍路研究前進のために-」(四国地域史研究連絡協議会準備会等主催)の開催に協力した。シンポジウムでは2本の報告とコメント1本、研究集会では6本(四国遍路4、現代イギリス人の戦場巡礼1、中国の巡礼1)の発表を行った。このことからこのシンポと研究集会を研究成果発表の場とし、かつ巡礼研究者の全国的な交流の場とすることができた。またこの場には市民のべ約400名が参加しており、貴重な地域へ発信・研究情報提供の場となった。▼5合宿研究会参加記、海外調査報告、史料紹介等を掲載した冊子(『四国遍路と世界の巡礼、その歴史的諸相の解明と国際比較活動紹介』)を公刊し、全国の研究者や大学研究室等へ送り、このプロジェクトの活動内容を紹介、かつその活動成果を提供した。
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