前近代東アジアにおける文書とその伝来過程に関する比較史的研究

2009 年度 自己評価報告書

• 研究課題/領域番号: 19320098
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 史学一般
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 坂上 康俊 九州大学, 大学院・人文科学研究院, 教授 (30162275)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2010
• キーワード: 文書 / 東アジア / 比較史

研究概要

前近代東アジアの諸国、特に中国・朝鮮・日本における文書の様式の系譜的研究及び残存の様態の比較史的研究について、
(1)各国における研究の流れを整理し、また(2)各国の古文書研究者の討議を通じて様式の系譜と伝来状況の相違の背景を探る。

研究成果

• [雑誌論文] 元代漢文公文書的現状及其研究文献 (2009)
  • 著者名/発表者名: 舩田善之
  • 雑誌名: 西夏学 4号 ページ: 84-39
  • 査読あり
• [雑誌論文] 元代の文書行政におけるパスパ字使用規定について (2009)
  • 著者名/発表者名: 中島楽章
  • 雑誌名: 東方学報 84冊 ページ: 91-138
  • 査読あり
• [学会発表] ユーラシア交易圏からアジア間交易圏へ (2009)
  • 著者名/発表者名: 四日市康博
  • 学会等名: 第54回国際東方学者会議
  • 発表場所: 東京・日本教育会館
  • 年月日: 2009-05-15
• [学会発表] 交戦期における高麗とモンゴルの往復文書をめぐって (2007)
  • 著者名/発表者名: 森平雅彦
  • 学会等名: 九州史学会大会
  • 発表場所: 福岡・九州大学
  • 年月日: 2007-12-08
• [図書] 徽州商人と明清中国 (2009)
  • 著者名/発表者名: 中島楽章
  • 総ページ数: 90
  • 出版者: 山川出版社