研究課題/領域番号 |
19320117
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
若尾 祐司 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (70044857)
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研究分担者 |
高木 勇夫 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (20179419)
大野 誠 愛知県立大学, 外国語学部, 教授 (60233227)
栗田 和典 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (90249300)
棚橋 信明 横浜国立大学, 教育人間科学部, 准教授 (80323921)
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キーワード | 西洋史 / 歴史の場 / 記億の歴史 / 記億・顕彰行動 / 国民意識 / 記念碑・墓地 / 国際研究者交流 / 多国籍 |
研究概要 |
主要設備としてヨーロッパ各国の「記憶の歴史学」関係の研究文献を収集した。特にドイツ史関係ではまとまった文献の充実をはかり、雑誌『ドイツの文化と遺産保護』(Deutsche Kunst und Denkmalpflege)のバックナンバーを購入し、戦士記念碑研究の代表的な文献であるMeinhold Lurzの6巻本を整備した。定例の研究会は隔月で開催し、研究分担者3名と研究協力者7名、さらに西山暁義氏(共立女子大学)の招聘ほか2名を含め、合計で13名が報告を行った。これにより、各研究分担者および研究協力者のテーマに関する研究の深化と相互交流を図った。また平成19年度には研究分担者の大野(イギリス)、高木(フランス)、棚僑(ドイツ)がそれぞれの研究対象と関連する文書館、図書館、大学を訪問して史資料の収集や研究者との交流を行った。研究協力者の杉藤、櫻井、望月、早坂も、フィンランド、フランス、ドイツなど研究対象としている諸国の「歴史の場」および文書館を訪問して調査研究を行った。こうして本年度は、史資料の収集と研究会活動、および研究対象を訪問しての調査研究・史資料の収集により、研究協力者を含めて近代ヨーロッパにおける記憶・顕彰行動の比較史を取りまとめる準備を整えた。
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