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2009 年度 実績報告書

近世墓と人口史料による社会構造と人口変動に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19320123
研究機関弘前大学

研究代表者

関根 達人  弘前大学, 人文学部, 准教授 (00241505)

キーワード墓標 / 過去帳 / 近世陶磁器 / 歴史人口学 / 日本海交易 / 松前 / 蝦夷地 / 和人地
研究概要

本年度は、平成19・20年度に近世墓標の悉皆調査を実施した松前城下町と周辺の在方(漁村)との比較を行うため、松前町内において在方の墓地に所在する近世墓標の悉皆調査を行った。また、松前町において、地元の人向けに、本研究のなかで中心をなす、松前城下町の近世墓標・過去帳に関する分析から得られた研究成果について、松前町教育委員会主催の報告会を開催した。年度末に総頁数322頁の研究成果報告書を刊行し、関係機関などに無償配布した。研究成果報告書の内容は次の通りである。
第I部 調査報告編
第II部 研究編
1.松前城下の墓標と社会 2.松前城下の寺院と墓地空間の成立 3.「家と墓」の問題
4.「個人と墓」の問題 5.近世墓標にみる人口動態 6.城下町松前と周辺村落の諸相
7.松前と他地域との交流の問題
8.墓標各論
(1)過去帳と墓標に関する資料論 (2)津軽の墓標・松前の墓標 (3)北海道の近世・近代移住者の墓 (4)墓標・過去帳にみる異常死・海難死 (5)松前の石廟 (6)松前の一石五輪塔 (7)松前の五輪塔 (8)松前の近世蔵骨器 (9)松前昌廣の死亡とその副葬品
9.研究の総括

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)

  • [雑誌論文] 近世墓標に現れた自己意識-松前藩の事例分析に基づいて-2009

    • 著者名/発表者名
      関根達人
    • 雑誌名

      歴史 112輯

      ページ: 91-118

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 出土近世陶磁器からみた蝦夷地の内国化2009

    • 著者名/発表者名
      関根達人・佐藤雄生
    • 雑誌名

      日本考古学 28号

      ページ: 69-87

    • 査読あり

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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