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2008 年度 自己評価報告書

北東アジア史からみた中世アイヌ文化形成過程の考古学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 19320124
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 考古学
研究機関東京大学

研究代表者

熊木 俊朗  東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 准教授 (20282543)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード中世アイヌ文化 / オホーツク文化 / 擦文文化 / 北東アジア史
研究概要

日本列島の北方史における転換点が古代から中世への移行期にあることが、考古学・文献史学の両面から指摘されてきている。それは北日本のみならず、東アジア世界全体で生起した広域的変動として理解すべきものであり、特に、北方社会の発展を契機として大陸と日本列島の「北回り」の交流が確立してゆく過程が注目されている。しかしながら、具体的・実証的な研究は未だ道半ばである。
本研究では、オホーツク文化と擦文文化に代表される古代の北海道の先史文化から、いかなる過程を経て中世アイヌ文化が形成されるのかという問題を研究の軸に、古代から中世への移行期における日本列島の北方地域の社会変動を考古学的に解明することを目的とする。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (5件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] オホーツク土器の編年と地域間交渉に関する一考察2010

    • 著者名/発表者名
      熊木俊朗
    • 雑誌名

      比較考古学の新地平(菊池徹夫編)(同成社)

      ページ: 707-718

  • [雑誌論文] 特集『続縄文文化の特色』総論-最近の研究動向から-2010

    • 著者名/発表者名
      熊木俊朗
    • 雑誌名

      北海道考古学 第46輯

      ページ: 1-8

  • [雑誌論文] オホーツク土器の編年と各遺構の時期について2009

    • 著者名/発表者名
      熊木俊朗
    • 雑誌名

      史跡最寄貝塚(米村衛編)(網走市教育委員会)

      ページ: 303-319

  • [雑誌論文] 続縄文文化2008

    • 著者名/発表者名
      熊木俊朗
    • 雑誌名

      知床の考古(斜里町知床博物館編)(北海道斜里町・斜里町教育委員会)

      ページ: 140-148

  • [雑誌論文] 続縄文期における北方文化の構図2008

    • 著者名/発表者名
      熊木俊朗
    • 雑誌名

      地域と文化の考古学II(明治大学文学部考古学研究室編)(六一書房)

      ページ: 39-54

  • [学会発表] 北海道北見市トコロチャシ跡遺跡・大島2遺跡 調査報告 (2008年度・2009年度)2010

    • 著者名/発表者名
      熊木俊朗・山田哲
    • 学会等名
      第11回北アジア調査研究報告会
    • 発表場所
      石川県立歴史博物館
    • 年月日
      2010-03-13
  • [図書] 千島列島先史文化の考古学的研究(東京大学大学院人文社会系研究科附属常呂実習施設)2010

    • 著者名/発表者名
      熊木俊朗・高橋健, 編
    • 総ページ数
      103
    • 出版者
      北海道出版企画センター

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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