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2008 年度 実績報告書

排除から包摂をめざしたホームレスの中間居住施設と地域定着事業の支援体系構築

研究課題

研究課題/領域番号 19320135
研究機関大阪市立大学

研究代表者

水内 俊雄  大阪市立大学, 都市研究プラザ, 教授 (60181880)

キーワードホームレス / 野宿 / 中間施設 / 社会的排除 / 社会的包摂 / 社会保障 / NPO / 居住支援
研究概要

調査研究主体として大阪就労福祉居住問題調査研究会を軸に、ホームレス支援全国ネットワークと連携し、5月に、ホームレス支援の最前線と称した研修会を大阪で催した。地方都市でのホームレス支援についての実情を確認しあい、中間見直しの論点の整理もおこなった。この成果については、都市研究プラザのレポートシリーズとして発刊している。
この後、本ネットワークの連携は強化され、NPO化されることになった。このNPOとは、研修やスタディツアーの企画ということで、本研究会は大いに協力していく体制をとった。国内調査については、脱刑事施設の出所者の地域定着支援事業と急速に結びつくことになった。大阪刑余者支援ネットワークを構成し、PFI方式で導入された民間の刑務所、社会復帰促進支援支援センターでの聞き取りを始めた。
引き続き雑誌Shelter-lessや市政研究、また新たに創刊された貧困研究などにも寄稿をつづけている。また調査のMLも大変よく機能しており、研究者による支援体制が大きく築かれている。また社会包摂、排除に関する理論的アプローチの紹介や、海外でのプレゼンテーションもおこなった。国際的発信として、代表者をヘッドとした、大阪市立大学都市研究プラザのソウルサブセンター開設記念プレワークショップとして、Post-Globali-zation and East Asiaを企画し、引き続き東アジアのこの分野における交流の継続をはかった。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2008 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件) 図書 (1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] ホームレス自立支援から提起する新しいセイフティネツトの構築2008

    • 著者名/発表者名
      水内俊雄 編
    • 雑誌名

      都市研究プラザ、URP GCOE Report Series 1

      ページ: 1-185

  • [雑誌論文] ホームレス支援の最前線2008年春2008

    • 著者名/発表者名
      水内俊雄 編
    • 雑誌名

      都市研究プラザ、URP GCOE Report Series 2

      ページ: 1-100

  • [雑誌論文] 貧困現象を空間的視点からとらえると見えるもの2008

    • 著者名/発表者名
      水内俊雄
    • 雑誌名

      貧困研究 1

      ページ: 1-100

  • [学会発表] Does the Adoption of a Spatial Perspective Contribute to the Current Regeneration of 'the Study of Poverty' in Japan2008

    • 著者名/発表者名
      水内俊雄 編
    • 学会等名
      5th East Asian Regional Conference in Alternative Geography (EARCAG)
    • 発表場所
      Seoul National University
    • 年月日
      2008-12-13
  • [図書] モダン都市の系譜-地図から読み解く社会と空間-2008

    • 著者名/発表者名
      水内俊雄
    • 総ページ数
      334
    • 出版者
      ナカニシヤ出版
  • [備考] 水内俊雄

    • URL

      http://www.lit.osaka-cu.ac.jp/geo/mizuuchi/japanese/acomplish.htm

  • [備考] 大阪就労福祉居住問題調査研究会

    • URL

      http://www.osaka-sfk.com/

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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