研究課題
基盤研究(B)
本研究では、重層的な意思決定システムを取る帝国モデルと、最終決定主体が一元的に明確化した主権国家モデルという二つのモデルを理念型として設定する。そして、中世から近世を経て、近代・現代に至るドイツ史の中で、それぞれのモメントがいかなる組合せで現れるか、いかに両者の結合が変遷していくかを理論的-歴史的に比較考察し、主権国家中心の見方と異なる新たなヨーロッパ史理解、更に超国家的連邦秩序の解明に資することを研究課題とする。
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政治思想研究 10巻
ページ: 241-271
西洋史研究 37巻
ページ: 210-221