研究課題/領域番号 |
19330033
|
研究機関 | 獨協大学 |
研究代表者 |
福永 文夫 獨協大学, 法学部, 教授 (60199255)
|
研究分担者 |
雨宮 昭一 獨協大学, 法学部, 教授 (90007766)
津田 由美子 獨協大学, 法学部, 教授 (30247184)
天川 晃 放送大学, 教養学部, 教授 (10009813)
瀧口 剛 大阪大学, 大学院・法学研究科, 教授 (10257959)
三川 譲二 舞鶴高等工業専門学校, 人文科学部門, 教授 (40259891)
|
キーワード | 芦田均 / 政治 / 外交 / 戦前・戦時日本 / 政友会 |
研究概要 |
6月30日東京で、研究打ち合わせ会を開催、各自分担および平成19年度研究計画を確認した。次いで7月8日東京で第1回研究会を開き、三川譲二氏「外交官時代の芦田均」および矢嶋光氏「戦前議会政治家時代における芦田均の経歴」報告ののち、質疑・討論を行った。11月17日東京で、第3回研究会を行い、各自の進捗状況を報告し、原稿起こしに際しての問題点等を検討・確認した。 12月25日〜27日2泊3日で、代表者(福永)ほか5名は、福知山市で福知山市役所関係者の協力を受け、資料の準備調査を行った。2月18日〜20日2泊3日で資料調査および研究会合宿のために、福知山市ほかを視察した。芦田均記念館、福知山市郷土資料館、グンゼ記念館(綾部市)、柏原高等学校(兵庫県)等で資料調査・収集を行った。 本年度の成果としては、以下の5つを挙げることができる。(1)「芦田均日記」(1906年〜45年)計40冊のCD化により、その保存を図るとともに研究分担者に配布し、研究の用に付した。(2)原本および同CDをもとに、12年分(全40年分)を起こし、入力作業を終わった。なお、校訂については鋭意準備中である。(3)未整理の芦田均関係文書(論稿、書簡については一部)を整理・検討し、仮目録を作成した。(4)芦田均の講演会テープをCD化し、保存整理を行った。(5)柏原高校所蔵の芦田均の論稿を収集した。 成果の公表については、資料の性格等から、「日記」、関係資料を含め、3年目を目途に考えている。また、3年目には福知山市で、シンポジウムを開くとともに、学会での発表を考えている。
|