研究課題/領域番号 |
19330036
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研究機関 | 駒澤大学 |
研究代表者 |
三船 恵美 駒澤大学, 法学部, 教授 (40312110)
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研究分担者 |
天児 慧 早稲田大学, 大学院・アジア太平洋研究科, 教授 (70150555)
堀本 武功 尚美学園大学, 総合政策学部, 教授 (40364872)
倉田 秀也 防衛大学校, 人文社会学群・国際関係学科, 教授 (90225243)
小笠原 欣幸 東京外国語大学, 大学院・地域文化研究科, 准教授 (20233398)
野口 和彦 東海大学, 教養学部, 准教授 (60338754)
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キーワード | 中国外交 / 周辺 / 安全保障 / インド / 朝鮮 / 台湾 / ASEAN / 富強大国 |
研究概要 |
本研究の目的は、東アジアから南アジア・中央アジア・西アジアにかけての帯状の地域を「中国の周辺」として位置づけ、中国と「周辺地域」との関係構造と戦略を体系的に分析すること、および、各地域戦略を比較研究することであった。「富強大国化する中国」を如何に理解し受け止めるか、ということは、現代の国際社会、そして日本にとって極めて重要な課題である。本プロジェクトは、中国と中国の周辺国・地域(インド、朝鮮半島、台湾、ASEAN)の研究者が包括的に、この課題に取り組んだ。 プロジェクト最終年度の2009年度は、プロジェクト・メンバー全員の最終成果を共著で刊行するため、各メンバーがそれぞれ出版を前提に、天児慧早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授(中国)、堀本武功尚美学園大学総合政策学部教授(インド)、小笠原欣幸東京外国語大学地域文化研究科准教授(台湾)、倉田秀也杏林大学教授(朝鮮半島)、野口和彦東海大学教養学部教授(ASEAN)、三船恵美駒澤大学教授(米国)のそれぞれの分担章について研究会で報告し、活発な意見交換と討論を行った。 本研究プロジェクトの成果は、個々の研究者の論文や学会等報告として公表してきたとともに、プロジェクト・メンバーの共著として、洋書(Srikanth Kondapalli and Emi Mifune(eds.), China and its Neighbors, New Delhi : Pentagon Press, 2010)と和書(天児慧・三船恵美共編、頸草書房、2010年初夏刊行予定)でその成果を広く公表する。
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