研究課題
3年プロジェクトの2年度目に当たる本年度には、最終報告書のとりまとめを視野に入れつつ研究分担者が各自の担当分野に関する知見の深化・拡大を目指して調査研究を進める一方、研究グループ全体としては、おおむね隔月ペースで研究会を開催し(4月:山田「アチェ平和構築の進展状況」、6月:稲田「東ティモール開発の課題と展望」、7月:金子「岐路に立ったマレーシア政治」、9月:「反テロ対策における地域協力」、12月:佐藤「非伝統的安全保障問題とASEAN=中国関係」、1月:浅野「中国の多国間外交」、2月:玉木「東ティモールとカンボジアの政治的リーダーシップ」)、ASEAN地域をめぐる問題意識の相互理解を深めることに努めた。対外的には、3月22日〜27日に4名が東ティモールを訪問し、「東ティモール・フォーラム」メンバーとの間で「ASEAN体験と東ティモール」と題するシンポジウムを開催し、研究グループのASEAN認識を報告し(黒柳「アジア地域主義の推進源としてのASEAN」、佐藤「ASEAN会議外交の特徴と役割」、山田「ASEAN地域における紛争と平和構築」、吉野「ASEAN経済協力:機会と課題」)、現地体験に関する意見交換を行った。同グループはさらに、現地人NGOメンバーからの意見交換、東ティモール要人(ラ・サマ国会議長、ダ・コスタ外務大臣、ドス・サントス東ティモール大学副学長ら)とのインタビューを行い、東ティモールのASEAN加盟に対する期待と不安、人的資源開発、石油資源問題、言語問題等)についての知見を深めた。
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The Global Forum of Japan and Institute of Stra tegic Studies of ASEAN 4
ページ: 26-28
The Japan Institute of International Affairs and Diplomatic Academy of Vietnam (ペーパーというものの性格上、掲載頁はありません。)
アジア研究 第54巻第4号
ページ: 131-135
国際問題 775
ページ: 33-45
青山政経論集 75
ページ: 1-119
Canberra : The Australian Strategic Policy Institute(ASPI)
ページ: 64-77
国士舘大学教養論集 64
ページ: 1-15
『現代史研究』東洋英和女学院大学現代史研究所 4
ページ: 55-68
国際開発ジャーナル 624
ページ: 58-59