• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 自己評価報告書

契約文書からみた英領植民期ビルマ(ミャンマー)農村経済の研究

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19330075
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経済史
研究機関東京大学

研究代表者

高橋 昭雄  東京大学, 東京大学東洋文化研究所, 教授 (90282706)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード経済史 / 農業経済学 / 植民地経済 / アジア研究 / ミャンマー / 土地制度史
研究概要

本研究の目的は、イギリス植民地時代のビルマ(1986年から1948年)において作成された、通称「チッティーサージョウッ」と呼ばれる土地の権利移動や借金に関する手書きの文書を、土地や建物の相続、質入、売買、小作契約等、役牛の質入や売買、金銭貸借、不動産や動産の競売、さらにそれらの組み合わせ等、書かれた目的別に分類・整理し、スキャナーとソフトを使ってデータベース化し、さらにこれを統計的に分析すること、そして最終的には、植民地期ビルマの農村経済像の再構築を図ることにある。そのためには第一に文書を収集することである。文書が大量に残っていると思われる下ミャンマーだけでなく、上ミャンマーや山岳地域でも文書を収集する。第二に収集した文書を分類・整理することである。これらをざっと読み、小作契約、質入、質流れ、相続、売買、贈与など仕分けする。第三にデータベース化することである。まずはミャンマー(ビルマ)語で、分類ごとに契約年月日、場所、当時者名、契約細目等の表を手書きで作り、次にその表から英語でエクセルを使ったデータベースを作る。同時に文書をスキャンして、データベースに加える。第4にこれを統計学的に分析することである。これにはエクセルのアドインソフトを用い、回帰モデルや主成分分析を行なって、諸変数間の関係を究明する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] ビルマ米輸出統計の再検討と「国内」、国境、海外輸出量の変遷2008

    • 著者名/発表者名
      高橋昭雄
    • 雑誌名

      東洋文化 第88巻

URL: 

公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi