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2007 年度 実績報告書

ヨーロッパ統合の経済政策思想史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19330076
研究機関新潟大学

研究代表者

廣田 功  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (90055236)

研究分担者 永岑 三十輝  横浜市立大学, 国際総合科学研究科, 教授 (70062867)
金井 雄一  名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (30144108)
雨宮 昭彦  首都大学東京, 社会科学研究科, 教授 (60202701)
小島 健  立正大学, 経済学部, 教授 (00211897)
石山 幸彦  横浜国立大学, 経済学部, 教授 (90251735)
キーワード中欧構想 / ヨーロッパ関税同盟 / 経済計画 / 共通政策 / 社会的市場経済 / 新自由主義 / ライン型資本主義 / ECSC
研究概要

平成19年度夏季休暇中4名、春期休暇中4名がそれぞれ海外において文献・資料の調査・収集ならびに海外研究者との研究交流を行った。また、19年12月25日〜27日の2泊3日で研究合宿を行い、各自が問題関心と研究史の状況について報告を行った。そこでは仏独を中心に、現在、EUの共通政策の思想的起源(社会的市場経済、新自由主義、ディリジスムなど)についての共同研究が行われていることが指摘され、彼我の問題関心の共有が明らかとなった。
20年1月26日・政治経済学・経済史学会「ヨーロッパ統合史フォーラム」と共催で研究会を開催した。内容は、板橋拓己(北海道大学)「中欧からヨーロッパ合衆国へ」、研究分担者の石山幸彦「戦後フランスにおける経済計画と鉄鋼共同市場」の2報告である。
また海外調査として、第二次大戦後ドイツの統合政策に関する資料調査、統合史研究の動向調査、戦後経済史の研究者との意見交換を行うために、平成21年2月8日〜2月22日、ドイツ連邦共和国ミュンヘン連邦文書館にて資料調査収集を行い、ベルリン・フンボルト大学を訪問した。調査を通じて、ドイツにおけるナチス経済の新評価、ライン型資本主義の形成に大きな影響を与えたドイツの経済思想の重要性があらためて確認された。いわゆる「社会的市場経済」の思想が、第2次戦後ドイツの経済再建を支えたことは周知の事実に属するが、この経済思想とライン型モデル生成との関連は他のヨーロッパ諸国の政策思想との「闘争」を含めた複雑な歴史的過程であることが痛感された。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (5件)

  • [雑誌論文] アウシュビッツへの道-「過去の克服」の世界的到達点の見地から2008

    • 著者名/発表者名
      永岑三千輝
    • 雑誌名

      横浜市大論叢 58

      ページ: 222-257

  • [雑誌論文] 欧州経済協力連盟の創設(1)2008

    • 著者名/発表者名
      小島健
    • 雑誌名

      立正大学経済学季報 57

      ページ: 37-52

  • [雑誌論文]2008

    • 著者名/発表者名
      遠藤乾
    • 雑誌名

      ヨーロッパ統合史(名古屋大学出版会)

      ページ: 77-130

  • [雑誌論文]2008

    • 著者名/発表者名
      小川有美, 遠藤誠治
    • 雑誌名

      EUにおける国境と文明-越境した対話する空間へ(明石書店)

      ページ: 95-124

  • [雑誌論文] ニコラ・サルコジ-グローバリゼーションへのフランスの闘い2007

    • 著者名/発表者名
      上原良子
    • 雑誌名

      アステイオン 67

      ページ: 35-62

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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