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2008 年度 実績報告書

設備投資マネジメントと原価企画との相互作用に関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 19330097
研究機関法政大学

研究代表者

清水 信匡  法政大学, 経済学部, 教授 (90216094)

研究分担者 加登 豊  神戸大学, 大学院・経営学研究科, 教授 (70117993)
田村 晶子  法政大学, 経済学部, 教授 (30287841)
梶原 武久  神戸大学, 大学院・経営学研究科, 准教授 (30292080)
キーワード設備投資計画 / 管理会計 / 資本予算 / 設備投資予算 / 目標設定 / 経済性評価技法 / 原価企画 / 戦略タイプ
研究概要

本研究の目的は2つある。一つは、設備投資の計画実行プロセスにおいて、経済性評価技法が目標値を設定する機能を有していることを明らかにするとともに、そこにおける目標値によるコントロールのメカニズムの実態を詳細に記述することである。もう一つは、設備投資における経済性評価技法の採用に関する理論構築のために、経済性評価技法の採用に影響を与える要因と目標となる経済性評価値の決定に影響を与える要因を解明することである。
一つ目の目的については、前年度の予備的な調査に引き続き、2009年3月に東証一部上場の製造企業への質問票調査を行った。その結果については、成果を研究雑誌等で公表する予定であるが、日本のほとんどの企業で経済性評価技法は目標設定のために使われていることを明らかになると思われる。
二つ目の目的については、その前段階の研究として、企業の戦略タイプの違いが設備投資マネジメントに影響を与え、さらに経済性評価値に影響を及ぼすということを実証的に明らかにするべく、2009年3月に東証一部上場の製造企業への質問票調査を行った。
前年度に設備投資のマネジメントの潜在要因を析出し、それらが成果に影響を及ぼしていることを明らかにしたが、経済性評価技法が潜在要因とどのような関係をもつかは明らかではなかった。そこで、今回はマイルズースノウの有名な戦略タイプに回答企業を分類し、戦略タイプごとに設備投資マネジメントに違いが生じないか、また潜在要因に違いはないか、さらに、経済性評価技法の使い方において違いがないか、などを実証的に解明する予定である。成果は順次公表する。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 資本予算研究の回顧と展望2008

    • 著者名/発表者名
      清水信匡
    • 雑誌名

      国民経済雑誌 198巻1号

      ページ: 29-42

  • [学会発表] The Empirical Study of Capital Budgeting as Management Process : Evidence from a Survey of Manufacturing Firms2008

    • 著者名/発表者名
      清水信匡
    • 学会等名
      The 31th Annual Congress of European Accounting Association
    • 発表場所
      Erasmus University (Holland)
    • 年月日
      2008-04-25

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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