研究分担者 |
松島 桂樹 武蔵大学, 経済学部, 教授 (90288374)
横田 絵理 慶應義塾大学, 商学部, 教授 (20277700)
李 健泳 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (60212685)
山田 義照 玉川大学, 工学部, 准教授 (60329894)
小酒井 正和 玉川大学, 工学部, 准教授 (50337870)
|
研究概要 |
研究テーマに沿い各自の分担を中心にして研究を進め,夏季休暇中の8月22日-25日の4日間新潟大学で韓国の申教授を迎えて研究会を開催し,それまでの研究成果を討論するとともに,今後の研究計画を議論し,確認した。 研究討論の内容の主要な点は,つぎの通りである。(1)分析視覚と方法の確認,(2)韓国におけるABCとBSCの現状,(3)外国への日本の経営管理システムの移転の事例,(3)日本へのABCとBSCの移転のこれまでの状況,(4)ビジネス・プロセス・マネジメントの理論と実践(韓国の事例),(5)日本におけるERP導入の事例研究,(6)韓国におけるグローバルビジネスの展開,(7)経営管理技法のグローバル移転の状況と展望。 上記の内容を踏まえて,各国における経営管理技法の移転状況,移転における特徴と問題点等を把握するための,リサーチプランの検討を行った。 この研究会において,経営管理技法の移転の状況および移転における問題点をかなりの程度共有することができた。また,リサーチデザインの方法論についてもかなりの程度共有することができた。 新潟での研究会の後,数回の研究会を持ち,次年度以降の研究に向けたリサーチプランの検討を重ね,内容の充実を図ってきた。 他方で,これまでの研究成果を日本会計研究学会,日本原価計算研究学会,韓国会計研究学会等で報告し,学会メンバーのコメントをいただいた。その他,韓国においては,申教授の主催する研究会の参加し,日本におけるIT技術の導入の状況と方法を紹介し,実務界のメンバーを含む参加者からのコメントを頂くとともに,議論を行なった。
|