研究課題/領域番号 |
19330101
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
櫻井 義秀 北海道大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50196135)
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研究分担者 |
土屋 博 北海学園大学, 人文学部, 教授 (30000607)
櫻井 治男 皇學館大学, 社会福祉学部, 教授 (00087735)
稲場 圭信 神戸大学, 発達科学部, 准教授 (30362750)
黒崎 浩行 國學院大學, 神道文化学部, 准教授 (70296789)
濱田 陽 帝京大学, 文学部, 講師 (70389857)
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キーワード | 宗教と社会貢献 / 神社 / 民間宗教系慈善団体 / キリスト教修道会 / 援助活動 |
研究概要 |
初年度は各自の調査研究と本科研の包括的研究課題とのすりあわせを行うことに重点を置きながら、次の研究活動を行った。 1)研究会の開催。2007年5月22日、8月7日、11月23日、2008年3月22日の3回にわたり研究会を行った。分担研究者4,5名が研究計画・構想を発表し、研究協力者を中心に話題提供を行った。 以下、発表者とタイトルを記述し、本研究会の活動状況を示す。なお、研究協力者になるものの発表も含める。 黒崎浩行「地域づくりにおける再帰的スピリチュアリティの活用-熊本県人吉市における神社祭礼の事例をもとに-」 森葉月「現代における『脱宗教の宗教』の可能性を考える-インドネシアの事例から」 玉置充子「タイ華人の民間宗教系慈善団体の社会活動とネットワーク」 岡光信子「イスラム社会におけるキリスト教修道会の社会奉仕-インドネシアを手がかりに-」 中西尋子「韓国におけるキリスト教系信者の諸相」 濱田 陽「戦争と日本宗教の軋轢の彼方へ-『東アジアの終戦記念日』 吉野航一「外来宗教と土着化と信者たちの宗教実践-沖縄本島都市部を事例に-」 松島公望「プロテスタント・キリスト教に関わる青年の「宗教性」および援助行動の発達とその関連」 2)次年度は「宗教と社会」学会において宗教と社会貢献に関わる基礎理論の成果発表を行い、日本宗教学会において、各地の諸宗教による社会貢献活動の事例報告を行う予定であり、その準備を各自進めているところである。
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