研究分担者 |
玉野 和志 首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (00197568)
和田 清美 首都大学東京, 人文科学研究科, 教授 (40211677)
金子 勇 北海道大学, 文学研究科, 教授 (50113212)
安河内 恵子 九州工業大学, 情報工学部, 准教授 (10195696)
久保田 滋 大妻女子大学, 人間関係学部, 准教授 (20294663)
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研究概要 |
本年度は,世田谷区において,住民が保有する社会的ネットワークとソーシャル・キャビタルを捉之るための大規模な標本調査を実施した。また調査結果にもとづき,地城力を測定し。町丁目単位および出張所管内単位にそれを整理し.地図上に投影する作業にもとりかかった。調査の遂行のために,構造化され標準化された調査票と作成し.調査データの分析方針や分担を確認することが不可欠であるため,研究分担者との研究打合せを2ケ月に一度,開催した。調査は,世田谷区の協力を之て,無作為に抽出された,45才以上75才未満の世田谷区民8000サンプルを対象者として,郵送法によって実施された。調査期間は平成20年11月六日〜11月26日である。有効回収票は,5225票に達し,有効回収率65.3%を之た。郵送法としては,さわめて高い回収率となった。調査票に含すれている主な従属変数は,パーソナルネットワーク量,集団参加量,地域活動量,一般的信頼と町内への信頼,コミュニティ・モラール,地域問題解決の方法である。エラーチュック後,まずは,世田谷区全体のサンプルについて,これら従属変数と基本属性との関達を知るための集計,分析をおいなった。友人量と信頼が階属と高い相関を士すこと,地域活動量,近距離友人数,親しい近隣数は居住手数,居住形態と高い相関を示すことが明らかたなった。現在,出張所別のデータの処理にとりかかったところである。
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