研究課題
基盤研究(B)
現代社会における対人援助は、<社会的なるもの>の衰退と平行して、脱制度化と「新しい」地域共同体へといった担い手の変化、セルフヘルプ・グループにおけるナラティブや、セラピーにおけるカウンセリングの強調といった方法の変化が見られる。本研究は、主として介護ヘルパーやセルフヘルプ・グループ、地域による自助的な対人援助の営みにおける特徴と変化を調査・分析することを通して、脱専門化を志向する対人援助の背景となる社会構造の解明を行う。また、実証研究を通した現場での課題をさらに探求する。そのことを通して、<社会的なるもの>を再構築していく「共生」の社会理論のさらなる深化を目指す。
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福祉社会学研究 第7巻
ページ: 118-139
International Journal of Work, Organization, and Emotion 3-2
ページ: 174-185
福祉社会学研究 第5巻
ページ: 104-124