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2009 年度 自己評価報告書

社会的文脈における自己と他者についての感情推論

研究課題

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研究課題/領域番号 19330141
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 社会心理学
研究機関一橋大学

研究代表者

村田 光二  一橋大学, 大学院・社会学研究科, 教授 (40190912)

研究期間 (年度) 2007 – 2010
キーワード自己の感情推論 / 他者の感情推論 / インパクトバイアス / 自発的推論 / 投影 / 後知恵バイアス / 後悔
研究概要

本研究の目的は、自己の感情についての推論と他者の感情についての推論の両者を統一的に論じる理論的枠組みを作るため、実験に基づくそれぞれの実証的証拠を得ることである。自己の感情推論については感情予測研究の枠組みを利用して、将来の自己の感情を推論する際のバイアスとそれを除去する方法を明らかにする。他者の感情推論については社会的文脈情報から自発的に他者の感情を推論する過程とそれを制約する条件を明らかにする。その過程で自己の感情状態が利用(投影)されやすい傾向を示すとともに、投影を低減する条件を明らかにする。加えて、感情推論が社会的行動に結びつく過程の検討を開始する。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 状況情報からの自発的感情推論 -その生起と視点取得の役割の検討-2010

    • 著者名/発表者名
      小森めぐみ・村田光二
    • 雑誌名

      実験社会心理学研究 50(印刷中)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 後悔の過大推測 : ネガティブ・ブィードバック直後と時間経過後の予期的後悔と経験後悔2009

    • 著者名/発表者名
      道家瑠見子・村田光二
    • 雑誌名

      実験社会心理学研究 48(2)

      ページ: 150-158

    • 査読あり
  • [学会発表] インパクトバイアスの低減方略の検討 -心理的免疫システムの考慮によってインパクトバイアスは低減するか?2009

    • 著者名/発表者名
      桑山恵真・村田光二
    • 学会等名
      日本社会心理学会第50回大会・日本グループ・ダイナミックス学会第56回大会合同大会
    • 発表場所
      大阪大学吹田キャンパス
    • 年月日
      2009-10-11
  • [学会発表] レポート課題における感情予測-課題遂行との関係を探る2009

    • 著者名/発表者名
      村田光二・桑山恵真
    • 学会等名
      日本心理学会第73回大会
    • 発表場所
      立命館大学衣笠キャンパス
    • 年月日
      2009-08-26
  • [図書] 現代の認知心理学6 社会と感情2010

    • 著者名/発表者名
      村田光二, 感情予測, 村田光二, 編著
    • 総ページ数
      121-146
    • 出版者
      北大路書房(印刷中)

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公開日: 2011-06-18   更新日: 2016-04-21  

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