研究課題/領域番号 |
19330158
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
八田 武志 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (80030469)
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研究分担者 |
浜島 信之 名古屋大学, 医学系研究科, 教授 (30172969)
長谷川 幸治 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (50208500)
飯高 哲也 名古屋大学, 医学系研究科, 准教授 (70324366)
松山 幸弘 名古屋大学, 医学系研究科, 講師 (20312316)
伊藤 恵美 名古屋大学, 医学系研究科, 講師 (00314021)
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キーワード | 中高年者 / 高次脳機能 / コホート研究 / 注意 / 記憶 / 言語流暢性 / 認知機能維持 / 生活習慣 |
研究概要 |
本研究は、25年間継続されている名古屋大学八雲町コホート研究に一端を担うもので、中高齢者の高次脳機能について、その評価法の開発と、発達特性の検討、骨・筋運動系機能との関連を検討するのが目的である。19年度に実施した具体的取組の一部は次の通りである。 (1)名古屋大学認知機能検査バッテリ(NU-CAB)を住民検診で実施し、過年度のデータに加える作業を行った。これは19年8月24日〜26日の期間に実施し、約400名の受診があった。この認知機能検査に加え、日常生活習慣についての情報を得るために事前にアンケートを実施し、約900名の資料を得た。 (2)脳画像法による認知機能検査の妥当性の検証。NIRS(光トポグラフィ)を用いてNU-CABの検査項目が前頭葉機能の活性を反映しているかの検討を行った。言語流暢性検査および記憶検査についてのNIRSによる検討からこれらの検査項目は前頭葉機能の活性と関連が深いことが明らかとなり、そのデータは国際学会(台湾、豪州)で発表した。 (3)日常生活習慣と認知機能に関する関連の検討は、女子の化粧行動に焦点を当てて分析した。その結果、化粧行動の終止と高次脳機能の低下の関係が明らかとなり、その結果を国内学会および学術誌において公表した。 (4)八雲町コホート研究のこれまでのデータに基づいて、日常生活習慣と脳機能との関連を研究分担者との共編著書として出版する作業を行ない、19年11月に作業を終えた。20年度に発行される予定である。
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