研究課題
本追跡調査は、日本の青少年の、学力・能力、アスピレーション、進路・職業生活の統計的ポートレートを手に入れることを目的とした縦断的調査研究である。学力・能力、アスピレーション、進路選択(学歴の獲得や就職)のパタンを、家庭的背景(社会階層、経済と文化)、学校的背景、地域的背景(労働市場を含む)などとの関わりにおいて把握することにより、学齢期から青年期にかけてのトランジションの過程を、社会的・文化的要因との関わりで明らかにする。そのため、平成19年度は以下の第二波調査研究を実施した。第二波調査は、東北地方のあるエリアを対象に、2007年11〜12月に下記の調査を実施した。対象校は、第一波調査と同じC市小中学校全校、高等学校は同市に所在する公立高等学校全校。(1)児童・生徒質問紙調査(小3、小6、中3、高3コーホート)(2)児童・生徒学力調査(国語、算数・数学、小3、小6、中3コーホート対象)(3)担任教員調査(ペダゴジー調査、小3、小6コーホート対象)(4)保護者調査(小3、小6、中3コーホート)児童・生徒質問紙調査の回収数(回収率)は、小3・1017(92.2%)、小6・996(90.2%)、中3・915(79.7%)、高3・950(93.6%)であった。保護者調査の回収数(回収率)は、小3・1014(90.9%)、小6・996(90.2%)、中3・903(78.7%)であった。回収後、データクリーニング等を行い、分析に着手した。
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お茶の水女子大学JELS『青少年期から成人期への移行についての追跡的研究』 第11集
ページ: 105-121
ページ: 75-85
ページ: 87-91
ページ: 7-49
ページ: 137-144
ページ: 123-135
ページ: 51-63
ページ: 65-74