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2007 年度 実績報告書

地域の教育力向上を目指した教員養成及び教員研修のためのカリキュラム開発

研究課題

研究課題/領域番号 19330193
研究機関北海道教育大学

研究代表者

大鹿 聖公  北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (50263653)

研究分担者 阿部 修  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30202659)
浅川 哲弥  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (60113651)
和田 恵治  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (50167748)
古屋 光一  北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (10374753)
平野 俊英  島根大学, 教育学部, 准教授 (70325033)
キーワード教員養成 / 教員研修 / カリキュラム / 理科教育 / 教育実習
研究概要

本研究では、教員の資質向上をはかる生涯・継続的な理科カリキュラム開発ならびに、北海道の地域性を活かしたネットワーク構築の形成を目指すものである。本年は研究の初年度にあたり、主に以下の3点について研究を行った。
(1) 海外における教員養成大学のカリキュラム調査
アメリカのニューヨーク州ニューヨーク大学バッファロー校ならびにイリノイ州イリノイ州立大学を訪問し、それぞれの大学における教員養成システムについて資料収集ならびに担当教員へのインタビューを実施した。アメリカの大学ではそれぞれの大学ごとに、また学部・コースごとに教員免許を取得するためのプログラムが設定・開講されていること。大学では免許更新のためのプログラムが設定・用意されていることも明らかとなった。
(2) 現職教員研修プログラムの開発・試行
中学校の理科教員や小学校で理科を指導する教員を対象として、それぞれの不得意領域を補填するための研修プログラムを開発し、4回試行した。研修に参加できる教員が少ないという問題点があったが、内容面では学校現場における実践的な教材の活用について提供できる機会となることが参加者の反応から明らかとなった。
(3) エネルギー・環境教育実験観察教材の開発
理科の新しいカリキュラムにおいて重要視されるエネルギーや環境といった領域に関しての具体的な教材や授業カリキュラムの開発を行った。その一部については具体的に教材を用いた授業を試行したり、研究会で紹介することができた。

  • 研究成果

    (7件)

すべて 2008 2007

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (4件)

  • [雑誌論文] 山陰地域の学校におけるエネルギー環境教育の現状と課題2008

    • 著者名/発表者名
      平野俊英・重松宏武・秋重幸邦
    • 雑誌名

      山陰エネルギー環境教育研究会 活動報告書

      ページ: 39-46

  • [雑誌論文] ニューヨーク州における理科のパフォーマンス評価 バッファローにおける実施状況2007

    • 著者名/発表者名
      古屋光一・大鹿聖公
    • 雑誌名

      日本科学教育学会年会論文集 31

      ページ: 233-236

  • [雑誌論文] アリゾナ州ASUにおけるGK-12の概要とその特性2007

    • 著者名/発表者名
      大鹿聖公・古屋光一・J. D. Snyder・B. L. Ramakrishna
    • 雑誌名

      日本科学教育学会年会論文集 31

      ページ: 237-238

  • [学会発表] 食物連鎖を理解するための教材開発-フクロウのペリットの解剖から-2008

    • 著者名/発表者名
      大鹿聖公・木村直人・大鹿居依・佐藤崇之・向平和
    • 学会等名
      日本生物教育学会第84回全国大会
    • 発表場所
      名城大学薬学部
    • 年月日
      2008-01-26
  • [学会発表] アリゾナ州ASUにおけるGK-12の概要とその特性2007

    • 著者名/発表者名
      大鹿聖公・古屋光一・J.D. Snyder・B.L. Ramakrishna
    • 学会等名
      日本科学教育学会第31回年会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2007-08-18
  • [学会発表] ニューヨーク州における理科のパフォーマンス評価 バッファローにおける実施状況2007

    • 著者名/発表者名
      古屋光一・大鹿聖公
    • 学会等名
      日本科学教育学会第31回年会
    • 発表場所
      北海道大学
    • 年月日
      2007-08-18
  • [学会発表] 理科で環境教育を充実させるためのカリキュラム開発の試み-中学校理科2分野「自然と人間」単元での取り組み-2007

    • 著者名/発表者名
      大鹿居依・大鹿聖公・佐藤崇之・向平和
    • 学会等名
      日本理科教育学会第57回全国大会
    • 発表場所
      愛知教育大学
    • 年月日
      2007-08-04

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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