道徳教育の効果的な教育方法の開発

2009 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19330194
• 研究種目: 基盤研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 教科教育学
• 研究機関: 北海道教育大学
• 研究代表者: 千葉 胤久 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (90333765)
• 研究分担者: 後藤 嘉也 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (50153771) ; 羽根田 秀実 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (50180922) ; 笠井 稔雄 北海道教育大学, 教育学部, 教授 ; 金山 正彦 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30455703) ; 小林 宏明 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (00455700) ; 佐山 圭司 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (80360965) ; 中川 大 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (40237227) ; 川崎 惣一 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (30364988) ; 三浦 務 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (70509778) ; 菅沼 聡 北海道教育大学, 教育学部, 准教授 (50436060) ; 篠木 芳夫 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (00133786) ; 竹鼻 洋文 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (30400055)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• キーワード: 道徳 / 倫理学 / 哲学 / 指導案 / 教育方法

研究概要

本研究の目的は、小・中学校教員が抱える道徳教育推進上の諸課題に対応しうる教育方法を構想することである。アンケート調査、および道徳授業の指導案分析の結果、多くの教員が、価値の主体的自覚を目指す指導法自体に困難を感じていること、また、複数の道徳的価値が混在する資料の取り扱いに困難を感じていることが分かった。本研究によって明らかとなったのは、前者の困難さに関しては、人間の弱さへの共感を重視した授業を構想することが重要であり、後者の困難さに関しては、授業の目的に照らして重点をおくべき価値を明確化することが重要であるということである。

研究成果

• [雑誌論文] 道徳教育における倫理学の役割 (2010)
  • 著者名/発表者名: 千葉胤久
  • 雑誌名: 北海道教育大学紀要人文科学・社会科学編 第60巻・第2号 ページ: 1月13日
  • URL: http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/1112
  • 査読あり
• [雑誌論文] 道徳的行動の主たる要因としての共感について (2009)
  • 著者名/発表者名: 川崎惣一
  • 雑誌名: 北海道教育大学紀要人文科学・社会科学編 第60巻・第1号 ページ: 15-27
  • URL: http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/1027
  • 査読あり
• [学会発表] 道徳教育の効果的な教育方法 (2009)
  • 著者名/発表者名: 羽根田秀実、笠井稔雄、金山正彦
  • 学会等名: 平成21年度北海道教育大学実践教育学会研究大会第3分科会
  • 発表場所: 北海道教育大学旭川校
  • 年月日: 2009-12-12
• [備考] ホームページ等
  • URL: http://www.hokkyodai.ac.jp/area/moral.html