研究課題
基盤研究(B)
IceCubeニュートリノ望遠鏡は、南極点直下の深氷河に紫外光検出器約5000 個からなるアレイを埋設し、宇宙から飛来する高エネルギーニュートリノを検出する国際共同宇宙観測装置である。本研究ではEeV(=10^6TeV)帯の極高エネルギー領域での宇宙ニュートリノ信号探索を実施した。2011年初頭に完成する装置の、一部埋設済み検出器を用いた2006-2007年の2年間に取得されたデータを用いて、信号探索手法の開発、及び検出感度向上に要求される系統的不定性の低減を行なった。信号弁別手法はほぼ確立し、現在得られているニュートリノ流量上限値は世界で最も厳しいものである。
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