研究課題
基盤研究(B)
陽子数と中性子数が極端に異なる原子核(非対称核子系、短寿命核)では核子数の非対称度とともに殻構造が大きく変化するのではないかという20年来の問題を解決するために、独自の手法を用いた実験を行った。その結果、^<29>Mg.の励起エネルギー4MeV以下の状態のスピン・パリティを全て(9つの状態)決定することに始めて成功した。第2、第3励起状態がマイナス・パリティ状態であるという新しく発見された事実は、非対称度の変化の伴う殻構造の変化を如実に示すものであり、その原因解明の大きな手がかりを与えた。
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Nuclear Physics A805
ページ: 299-301
生産と技術 69巻、第2号
ページ: 62-68
http://adam.phys.sci.osaka-u.ac.jp/