研究課題
基盤研究(B)
研究炉JRR3の単色冷中性子ビームラインMINE2において、多層膜冷中性子干渉計で初めて、2経路のビームの全くオーバラップのない干渉光学系を実現することに成功した。用いた中性子波長は0.88nm、干渉縞のコントラストは67%に達した。本研究の成果により、一方の経路のみに挿入物を機能させる測定や、経路で囲まれる面積に対する幾何学的効果の測定など、冷中性子干渉実験による基礎物理学研究の可能性が拓かれた。
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J.Phys.Soc.Jpn 79,124201
ページ: 5
Nucl Instr.and Meth. A600
ページ: 342-345
http://kisobutsuri.k.kyoto-u.ac.jp/