研究課題
基盤研究(B)
低エネルギー放射光源を用いた角度分解光電子分光手法により、酸素同位体置換したBi_2Sr_2CaCu_2O_<8+δ>の電子ボゾン結合に伴うノード方向の電子分散の屈曲(キンク)構造に明瞭な酸素同位体効果を示した。その大きさ(数meV)およびエネルギーシフト方向は酸素同位体質量の変化量から予測される振動数の変化量と同等ある。故に、本研究により、「フェルミ準位近傍に現れる電子分散のキンク構造は、電子格子相互作用により起きている」と結論した。
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http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2010/pr20101117/pr20101117.html