研究課題/領域番号 |
19340137
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 総合地球環境学研究所 |
研究代表者 |
白岩 孝行 総合地球環境学研究所, 准教授 (90235739)
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研究分担者 |
的場 澄人 北海道大学, 低温科学研究所, 助教 (30391163)
山縣 耕太郎 上越教育大学, 学校教育学部, 准教授 (80239855)
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連携研究者 |
杉山 慎 北海道大学, 低温科学研究所, 講師 (20421951)
飯塚 芳徳 北海道大学, 低温科学研究所, 助教 (40370043)
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研究協力者 |
YOSHIKAWA Kenji アラスカ大学, フェアバンクス校, 准教授
佐々木 央岳 北海道大学, 環境科学院・博士課程
福田 武博 北海道大学, 環境科学院・博士課程
對馬 あかね 北海道大学, 環境科学院・修士課程
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | 陸域水循環・物質循環 / 古環境復元 |
研究概要 |
北部北太平で知られている気候レジームシフトと生物基礎生産量変動との関係について調べるために、アラスカ山脈オーロラピーク近傍に発達する氷河において氷コアを採取し、鉄濃度の分析を行った。その結果、10年間の平均鉄沈着量は8.8mg m^<-2>・yr^<-1>で、2001年2002年は、それぞれ、29、19mg m^<-2>・yr^<-1>だった。30m深の海洋表面混合層への鉄の供給は、10年間の平均値では、植物プランクトンを増殖させるほどの影響がないが、2001年、2002年の大規模黄砂時には影響を与えうることが推測された。
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