研究課題
本研究課題は,マントルウェッジ前弧側由来のかんらん岩を構造地質学的に解析することによって地震学と実験物質科学から提案されているマントル流動モデルを検証し,マントルウェッジのダイナミクスに新知見を与えることを目的とする.平成21年度は,前年度同様にマントルウェッジの背弧側,火山フロント,前弧側,海溝からそれぞれ採取されたかんらん岩の構造解析を進めた.また,蛇紋岩の構造解析も開始した.その結果,琉球弧の前弧側に片状アンチゴライトが存在する可能性を示唆した.
すべて 2009 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (39件) 備考 (1件)
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www.ipc.shizuoka.ac.jp/~sekmich/