研究課題
基盤研究(B)
レス堆積物から得られた詳細な古地磁気変動は、ガウス-マツヤマ(G-M)地磁気逆転が20回を越える多数の極性反転を起こす擾乱期を伴うことを明らかにした。それは第四紀の直下、レッドクレイ層の直上に位置し、冬季モンスーンが極めて強い寒冷乾燥期に堆積したレス中に起こっている。G-M境界付近の地磁気擾乱と寒冷乾燥気候の同時発生は、大阪湾コアのデータも支持し、地磁気と気候のリンクを示唆している。G-M境界と同様な地磁気擾乱をUpper Olduvai境界、Matuyama-Brunhes境界にも見つけた。
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