研究概要 |
ボイド伝播方程式を基礎式とする離散気泡モデルを発展させ, 垂直上昇流におけるボイド率の時間変動挙動を定常流ならびに流動脈動下に対して数値的に再現するとともに, 同モデルの水平流への拡張を実施した. また, この計算結果を管内径2.0, 3.0mmの水平ミリチャンネル内の作動圧力5.0, 6.5 MPaのCO_2で得られた実験結果と比較し, 従来提案させている流動様式線図よりもよく実験結果を表現でき, 特に管頂部のドライアウトが問題となるSlug-Annular flowを含むIntermittent領域の存在を上手く再現できることを示した.
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