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2008 年度 実績報告書

A15型高磁場用超伝導材料の歪みによる反磁性および輸送電流特性劣化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 19360135
研究機関核融合科学研究所

研究代表者

西村 新  核融合科学研究所, 炉工学研究センター, 教授 (60156099)

研究分担者 菱沼 良光  核融合科学研究所, 炉工学研究センター, 助教 (00322529)
西島 元  東北大学, 金属材料研究所, 助教 (30333884)
キーワードNb3Sn / 超伝導 / 歪 / 通電法 / 磁化法
研究概要

平成20年度では、Nb3Sn超伝導素線における歪(引張り/圧縮)状態での臨界電流劣化を調べるためのWalter's Spring型装置を製作し、室温での歪印加試運転を行った。本装置は、歪状態における臨界電流の劣化を通電法(外部印加磁場固定、通電電流掃引)および磁化法(外部印加磁場掃引、通電電流無し)により評価できる。
評価を温度可変、強磁場環境で行うために、マグネットの温度可変インサートに収まる寸法(外径30mm)とした。本装置の心臓部であるWalter's Springは時効処理したベリリウム銅(CuBe)で製作した。Spring直径は23mmである。通電法での評価のためには数ターンもあれば十分であるが、磁化法評価のためには体積が必要であるため、15ターンとした。
歪印加には室温で超音波モータを用いてロッドを回転させることで行う機構とした。このことで遠隔操作が可能となった。また、本装置で一様な歪を印加できることを調べるために、歪ゲージを貼付して室温で歪印加試運転を行った。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Mechanical properties of Ta-filament-reinforced Nb3Sn superconducting wires2008

    • 著者名/発表者名
      G. Nishijima
    • 学会等名
      International Cryogenic Materials Conference
    • 発表場所
      韓国
    • 年月日
      2008-07-24

URL: 

公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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