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2007 年度 実績報告書

国際統一規格に向けた軟弱地盤対策工法の品質管理技術の研究

研究課題

研究課題/領域番号 19360218
研究機関独立行政法人港湾空港技術研究所

研究代表者

北詰 昌樹  独立行政法人港湾空港技術研究所, 特別研究官 (70359230)

研究分担者 林 宏親  独立行政法人土木研究所, 寒地土木研究所, 主任研究員 (00414178)
キーワード地盤工学 / 国際協力 / 安定処理土 / 試験法
研究概要

(1)セメント固化処理技術の品質管理技術に関する国際調査・比較
港湾空港技術研究所,土木研究所寒地土木研究所,国内建設会社ならびにコンサルタンツをはじめ,スウェーデン地質研究所,フィンランド地盤工学会,英国ケンブリッジ大学,バージニア工科大学,韓国コンサルタンツを含む国内外合計33機関での配合試験法などの基準の有無と内容,標準的または個別の現場で採用されている試験法などを調査し比較した。
(2)強度特性に及ぼす影響因子の検討と一斉試験
セメント固化処理土の特性に及ぼす試料作製方法と養生条件に関して、港湾空港技術研究所,土木研究所寒地土木研究所,スウェーデン地質研究所,英国ケンブリッジ大学、韓国コンサルタンツにおいて,一斉試験を行い、作製されたセメント固化処理土の強度試験を行って,各試験法の違いが強度特性に及ぼす影響を比較した。
(3)ウェットグラブサンプラー試作
現地改良土のサンプリング方法を再現するために,米国で使用されているウェットグラブサンプラーを試作した.本サンプラーは、平成20年度実施予定の現地試験に使用する予定である。
なお、(1)及び(2)に関連して、研究情報の共有を図るために、Web Siteを開設した。さらに,得られた情報は,研究協力者である英国ケンブリッジ大学Al-Tabbaa 博士が主導している国際共同研究(深層混合処理工法に関する,世界各地の固化処理土の配合,施工方法と強度に関するベースベースの構築,artificial neural networkを用いた改良土の強度と配合の因果関係の解析)と連携し,現場改良土特性の予測手法と品質管理技術の構築に活用された.

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2008 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [雑誌論文] 現地石灰安定処理土の長期特性調査2008

    • 著者名/発表者名
      北詰昌樹,高橋英紀
    • 雑誌名

      土木学会、論文集 III部門(CD版)

    • 査読あり
  • [学会発表] セメント改良した泥炭における養生温度が改良強度へ与える影響2008

    • 著者名/発表者名
      城戸優一郎、西本聡、林宏親
    • 学会等名
      地盤工学会北海道支部年次技術報告会
    • 発表場所
      札幌市
    • 年月日
      2008-02-04
  • [学会発表] トレンチャー式攪拌工法で施工された地盤の強度特性とその管理方法について2008

    • 著者名/発表者名
      橋本聖、西本聡、林宏親
    • 学会等名
      地盤工学会北海道支部年次技術報告会
    • 発表場所
      札幌市
    • 年月日
      2008-02-04
  • [備考]

    • URL

      http://jiban-htdocs.pari.go.jp/index.php

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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