研究課題/領域番号 |
19360231
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
谷口 守 岡山大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (00212043)
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研究分担者 |
阿部 宏史 岡山大学, 大学院・環境学研究科, 教授 (10144320)
松中 亮治 岡山大学, 大学院・環境学研究科, 准教授 (70303849)
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キーワード | サステイナビリティ / エクメーネ / 空間リサイクル / エコロジカル・フットプリント / 都市活動撤退 / 減少社会 |
研究概要 |
1)エクメーネ・マネジメントに関するコンセプト、計画方策の体系的整理 最新の内外の研究情報を収集し、エクメーネのマネジメントに関する最新研究情報を整理した。これによって関連する諸概念の再整理と位置づけを明確化し、課題の明確化を行った。 2)エクメーネの変質(減少化)とその影響要因の特定 実務レベル・行政レベルで実際にどのようなフロントライン政策が実施されているかについて事例収集した。特に産炭における地域再生策や事業的に成立が容易ではない都市再生事業を中心に実態を明らかにしている。また、日本におけるエクメーネ縮小・変質の実態を明らかにするため、メッシュデータ、細密数値情報、現地調査などによってマクロレベル、ミクロレベルの都市活動及び土地利用被覆データを収集し、都市・地域構造の変化という観点から検討を行った。その際特に都市活動の撤退などを念頭においている。これらの結果をもとに、人口や経済活動、土地利用の今後の各都市城における縮小可能性について多角的に検討を行っている。 3)エクメーネ・マネジメントのための戦略的評価システムの検討 以上の検討に基づき、エクメーネを適切に管理するための戦略的評価システムの構築の検討を実施した。エコロジカル・フットプリント指標の応用展開やとスリムシティ・モデルの拡張などを中心に、汎用性の高いシステムを成立させるための要件をリストアップした。
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