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2008 年度 実績報告書

社会経済の構造転換時代における地方中核産業都市の地域再生方策に関する日独比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 19360269
研究機関筑波大学

研究代表者

大村 謙二郎  筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 教授 (20134455)

研究分担者 有田 智一  筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 准教授 (90344861)
藤井 さやか  筑波大学, 大学院・システム情報工学研究科, 講師 (70422194)
キーワード都市整備 / 地方都市 / ドイツ / 地域再生 / 産業構造転換
研究概要

本研究では日本とドイツの国際比較により、今後の少子高齢化社会の急激な進展と併せて、産業構造転換に伴う地域社会経済環境の変化により工業系・住居系土地利用の大規模かつ急激な転換に伴う様々な都市計画上の課題を抱えることが予想される地方中核産業都市を対象とし、都市全体における工業系の土地利用転換及び住宅地ストックの有効利活用及びダウンサイジングも踏まえた総合的再編成の方向性を検討し、今後の地方中核産業都市の地域再生のあり方について検討することを目的とする。平成20年度は、日本については、日立市(日立製作所企業城下町)及び宇部市(宇部興産企業城下町)を事例とし、地域中核企業の社有地のと都市構造の変遷の関係性、公営住宅・社宅地等における跡地の発生状況と用途利用転換の動向を確認し、住宅ストックの再編成の方策の検討を実施した。また、ドイツについては、減築(ダウンサイジング)を踏まえた地域再生に係るマスタープランの策定や空き地空き家の実態等の資料収集のために、現地視察とインタビューを実施した。対象都市は、人口減少や産業構造転換による様々な問題を抱えており、連邦レベルでの都市地域再生プログラムを実施しており一定の成果をあげている都市の中から、旧東独の都市についてはライプチッヒ市(住宅団地の減築事例、産業跡地再生事例)、マクデブルグ市(IBA都市改造(Stadtumbau)のモデルプロジェクト例)、ハレ市、及びまた旧西独からはノルドラインヴェストファーレン州の諸都市(ゲルゼンキルヘン市等:「西の都市改造」プログラム対象地区)を選定し、都市再生の現状についてインタビュー及び資料収集を実施した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 工業団地の用途転換による大規模商業集積に関する研究2008

    • 著者名/発表者名
      城間奨、藤井さやか、有田智一、大村謙二郎
    • 雑誌名

      都市計画論文集 43

      ページ: 925-930

    • 査読あり

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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