研究課題
1.海外都市における都市環境制御施策の調査ロードプライシング導入の海外事例として、(1)都心部流入車両への課金を行っているノルウェー、シンガポール、ロンドン、(2)高速道路を走行するトラックへの課金を行っているスイス、ドイツ、オーストリア、(3)相乗車優遇レーンに、料金支払いを条件に1人乗り自動車の走行を認めているHOTレーンなど、調査を行う。このほかコンパクトシティ形成による都市環境制御を目標として体系的施策を講じているポートランド(米国)、ノッティンガム(英国)等の実態を調査した。2.東京大都市圏・住宅・事業所立地予測モデル開発東京大都市圏(1都3県)を対象として、土地利用(細密数値情報)、都市計画規制(都市計画統計年報)、住宅・事業所立地(住宅需要調査、事業所統計等)、通勤OD(国勢調査)等に関する市町村データを収集・整備するとともに、所与の交通条件、土地利用、都市計画規制等から、住宅・事業所の新規立地地点を予測する関数式のパラメータを推計した。3.ロードプライシング導入に伴う政策課題の摘出RP導入のために解決することが必要となる政策課題として、(1)施策の位置づけと導入・実施主体の問題、(2)自動車課金の位置づけと実効ある徴集方法(税法上、地方自治法上の位置づけや、道路法「道路無料公開の原則」との関係など)、(3)道路整備財源制度との関係、(4)土地利用関連諸法との関係等を摘出するとともに、法と経済学的検討を行った。
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税務経理 8802,8803,8804,8806,8809,8812,8813,8814,8815,8816号
知財信託について 中央知的財産研究所 研究報告 21号
ページ: 45-58
都市住宅学会誌 58号
ページ: 43-49