研究概要 |
本研究の目的は,生物学的環境を支配する,海洋フロントに特有な物理的な現象を対象とし,実海域における海洋フロントの生成と変動を予測する方法を開発することである.実海域における3次元的な密度界面を対象とし,閉鎖性海域および大洋における環境影響を考察する上で十分な精度で物質輸送を予測することを目標として,具体的な4つの課題 (1)海洋フロントのための計算主要部の開発 (2)実験との比較による計算主要部の検証と改良 (3)実海域への応用のための要素技術の開発 (4)観測との比較による計算法全体の検証と改良に取り組む.
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