研究課題/領域番号 |
19360413
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
核融合学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大野 哲靖 名古屋大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60203890)
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研究分担者 |
梶田 信 名古屋大学, エコトピア科学研究所, 講師 (00455297)
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連携研究者 |
高村 秀一 愛知工業大学, 工学部, 教授 (40023254)
冨田 幸博 核融合科学研究所, 理論・シミュレーションセンター, 准教授 (40115605)
澤田 圭司 信州大学, 工学部, 准教授 (40262688)
江角 直道 長野工業高等専門学校, 電子制御工学科, 准教授 (20321432)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | 核融合 / 境界プラズマ / ダイバータ / プラズマ壁相互作用 / 熱流制御 / 非接触プラズマ |
研究概要 |
トロイダルダイバータ模擬試験装置において非接触重水素プラズマの生成を確認した。分光計測により重水素の三体再結合に伴う高励起準位からのバルマー系列の発光を確認した。このスペクトル線より,ボルツマンプロット法とシュタルク拡がり幅より非接触プラズマの電子温度(0.1-0.4 eV)及び密度(~10^<18> m^<-3>)を決定した。また,プラズマ非接触現象における電子イオン再結合(EIR)と分子活性化再結合(MAR)による体積再結合の役割を明らかにした。さらに,非接触重水素プラズマ中で炭素照射実験を行ったところ,電子-イオン再結合により生成された中性粒子が炭素の化学スパッタリングによる損耗に大きな影響を与えていることが明らかになった。
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