| 研究課題/領域番号 |
19360415
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| 研究機関 | 九州大学 |
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研究代表者 |
矢木 雅敏 九州大学, 応用力学研究所, 教授 (70274537)
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| 研究分担者 |
滝塚 知典 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 核融合研究開発部門, 研究職 (40354576)
中島 徳嘉 核融合科学研究所, ヘリカル研究部, 教授 (30172315)
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| キーワード | 核燃焼プラズマ / マルチスケール / 階層モデル / 輸送コード / ダイバータコード / TASK/TOPICS / SONIC / BPSI |
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| 研究概要 |
ITERプラズマに代表される自立性の高い核燃焼プラズマを定量的かつ自己完結的に取り扱うために、コアコードTASK/TOPICSと周辺・ダイバータコードSONICとのインターフェイス開発を行い連結させることが第1目標である。このコードを用いてプラズマコア、周辺、ダイバー、炉壁を同時に解き自己完結的な時間発展シミュレーションを実現させる。今年度は以下のような成果が得られた。
【コアー・エッジ結合】
SONICコードと輸送コードTOPICSコードを連結し、すべてのフローが連動するか確認した。連結コードを用いてHモードのシミュレーションを行った。当初計画していた統合化の目標を達成することができた。
【SOLでの異常輸送モデル開発】
ブロッブの非線形シミュレーション結果をもとに統計解析を行い実験結果との比較を行った。
【輸送障壁崩壊の物理的解明】
3次元グローバルジャイロ流体コードを用いて輸送障壁の崩壊のシミュレーションをさらに進め非共鳴モードが障壁形成に及ぼす影響を解析した。
【PARASOLコードによるSOL輸送】
1次元PARASOLコードを用いてSOLの輸送シミュレーションを行い、運動論効果を解析した。系統的なパラメータサーベイを行い、SOL輸送の性質を明らかにした。
【現実的な磁場配位への拡張】
ELM制御を行う一つの方法として外部かち共鳴磁場摂動を印可する(RMP)ことが検討されている。このような,3次元磁場構造の影響を正確に取り入れたMHD平衡構築手法を提案し、平衡コードへ実装した。さらに、RMPへの適用を検討した。
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