研究概要 |
1FCB充放電試験:FCBアノードには水素吸蔵材料,カソードに水酸化ニッケル+二酸化マンガン,電解質に6MKOHaqをポリアクリル酸カリウムでゲル化させたものを用いて,耐圧試験セルにFCBを構成させ,電気化学測定を行い,後続および表面分析を行った。その結果,水素の発生を確認し,過充電により水素が発生するとともに,放電容量が増大したのを確認し,FCBの原理が正しいことを実証した。 2FCB正極の電極特性測定:正極にMnO2を用いて,二次電池活物質として機能するとともに,酸素供給により酸素還元触媒作用を確認し,FCBの正極として機能することを確かめた。 3ニッケル水素二次電池のカソードの性能向上A1をドープしたα-Ni(OH)2に電解液にA1を添加しインターカレーション制御することで安定化し,ニッケル-水素二次電池カソードの性能向上を達成した。
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