研究課題
基盤研究(B)
森林の場合は水域生態系のように生産された有機物が拡散していくことがなく、リターはその樹木の樹冠下に落ち堆積するので、リターに含まれるポリフェノール濃度に依存した濃度の、難分解性タンパク質-ポリフェノール複合体が土壌にモザイク状に形成される。異なる濃度のタンパク質-ポリフェノール複合体は、土壌微生物に対して異なる選択圧として働くであろう。この研究では、樹種特異的な組成を持つ土壌微生物群集が局所的に土壌表層に形成され、分解にかかわる土壌微生物の分解酵素活性に局在化が生じ、樹木実生の分布に影響を与えることを解明する。
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