研究課題
基盤研究(B)
脂肪滴は中性脂肪を貯蔵する細胞小器官である。脂肪滴には特有のタンパク質が結合しており、脂肪滴の組織特異性を規定していると考えられる。心臓で高発現する脂肪滴結合タンパク質MLDPのノックアウトマウスを作製・解析したところ、心臓の脂肪滴が消失し、脂肪・糖代謝が亢進していた。また脂肪の病的蓄積によって起こる心筋症に対して抵抗性を示した。このほか、脂肪細胞のカテコールアミン応答性脂肪動員における、脂肪滴と脂肪滴結合タンパク質の動態を解析した。
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