好熱性シアノバクテリア(Thermocynechococcus elongautus)とより調製した光化学系IIコア標品を用い、酸素を安定同位体(^<17>O,^<18>O)標識した水置換試料のフーリエ変換赤外スペクトルを測定した。反応機構解明に必要な、水(の酸素)及び、部分的に分解された水とMnクラスターの相互作用に由来するバンドを同定し、さらに、部位特異変異を導入したシアノバクテリア(Synechocystis sp.PCC6803)を用い、D1C-末端アラニン残基とMnクラスターの配位に関する情報を得た。
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