研究課題
基盤研究(B)
Xenopus胚の眼の初期形成における核膜蛋白質Nemp1による遺伝子発現調節の分子メカニズムを解析した。Nemp1は核の内膜に局在し、C末端の領域B は核質側に配向した。領域BにはBarrier-to-Autointegration Factor(BAF)と低分子G 蛋白質RanのGTP型が結合した。Nemp1はOtx2によるraxエンハンサーの活性化を阻害し、その活性に領域Bが必要であった。したがって、Nemp1は核内膜において領域Bを介してBAFやRanと相互作用することで眼特異的遺伝子raxの発現調節に関わることがえられる。
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