研究課題
基盤研究(B)
多収性インド型水稲品種ハバタキは標準的な日本の品種であるササニシキ、コシヒカリに比較して、吸水能力を表す水伝導度と葉の窒素含量が高いこととによって、葉の光合成速度を一日を通じて高く維持すること、そしてハバタキの高い水伝導度は根表面積が大きくなることによることを明らかにした。ついで、ササニシキあるいはコシヒカリにハバタキの染色体断片を置換した遺伝解析集団を用いて、ハバタキの水伝導度を高めることに関わる遺伝子座を第4染色体長腕側の165-Kb、および第8染色体短腕側の789-Kbの領域に推定した。そして、第4染色体の当該領域は根の量を増加させる機能を持つことを明らかにした。
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