研究課題
基盤研究(B)
本研究の最終目的は、最近見つかった細胞内共生微生物CardiniumとWolbachia細菌の比較を二つの点から行うことである。(1)節足動物の性を操る体内共生微生物Cardiniumが宿主の免疫応答に係わる遺伝子を活性化するにもかかわらず、宿主の遺伝子を活性化しないWolbachiaよりも多くのハダニ類に寄生できる原因をハダニやその他の節足動物を用いて解明すること(2)CardiniumとWolbachiaが共にハダニで細胞質不和合性を引き起こし、ハダニの系統によっては不和合性を起こす場合と起こさない場合がある。これらが両細菌によって共通の基盤のもとに起こっているのかどうかを明らかにすること
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