研究課題
基盤研究(B)
日本列島に広く分布するミズナラ(Quercus mongolica var. crispula)は北と南で異なる適応を受けてきたことが示唆されている。本研究ではフェノロジーに関連する遺伝子について適応的な変異を検出するためにフィトクローム遺伝子をクローニングし、集団遺伝学的解析を行うと共に、日本各地から採集した種子を北(札幌)と南(愛媛)で植栽しフェノロジーの違いを明らかにすることを試みた。その結果ミズナラでは3つのフィトクローム遺伝子が存在し、北での変異が南より大きいことを明らかにした。またフェノロジーに関しては初期死亡率と二次フラッシュ率に南北集団の差が見られた。
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